月別アーカイブ: 10月 2014

百窓文庫の文化教室「北野吟行(ぎんこう)句会」(11/3)

10月はあっという間にやってきて、秋を少しずつ探しはじめているところですが、みなさまいかがおすごしでしょうか。11月の色んな催事の告知がまわりで開始されており、いつも歩みが遅いわたしも、と次回の文化教室の案内を致します。

 ginkoflyer

「北野吟行(ぎんこう)句会」

日時:11月3日(祝・月)10時より(15時頃閉会予定)

場所:浄福寺(去年の「百窓市」と同じ会場のお寺です)

講師:俳人の津川絵理子さん(詳しい紹介は後記に)

参加費:1500円(会場費、茶菓子代、資料代含)

持ち物:筆記用具、お弁当、歳時記(あれば)

北野を散策して、俳句をみんなで書き、句会までやってしまうというぜいたくな一日です。初心者の方に開かれた企画で、またあまり知られていない北野の裏路地や自然をわたしがガイドして町を楽しみながら季語を探していきます、お寺に戻ってお昼ご飯を食べて、それから句会という方法で文学のお遊びとお勉強をします。終わってお茶とお菓子でおしゃべりしながら、講評も。

吟行とは、「詩歌を吟詠しながら歩くこと。 和歌や俳句の題材を求めて、名所・旧跡などに出かけること」と辞書にある通り、四季に恵まれた日本ならではの美しい自然と言葉があって成り立つ、文学であり文化でもあります。楽しそうです。待ち遠しいです。わたしは、かわいい歳時記が古本で見つかりそれを持って行くのが楽しみです。お持ちでない方も講師の方が資料を用意してくださっています。

津川絵理子さんは去年の百窓市で「花梨堂」でも出店くださいましたが、新聞雑誌テレビなどでご活躍で、今回非常に敷居の低い形で講師をお引き受けくださいました。ありがとうございます。

俳句、読むのは好きだけど書いてみたい。俳句、詠んでみるけど自信がない。なんだか面白そうなので参加してみたい、などなど、秋のぜいたくな大人の遊び、お友達などお誘いされたり、お気軽にご参加ください。定員をもうけない状態で募集し、外国人の方も歓迎します(わたしが通訳を試みます)。

このブログのコメント欄から、あるいは事務局のメールアドレス(hundredswingというアカウント名のgmailです)でお申し込みください。お待ちしております。

[津川 絵理子] 俳人。明石市生まれ。1991年「南風」入会、鷲谷七菜子、山上樹実雄に師事。2006年第一句集『和音』刊行、2007年第30回俳人協会新人賞受賞(句集『和音』)、第53回角川俳句賞受賞(作品「春の猫」50句)。2012年第二句集『はじまりの樹』刊行、2013年第4回田中裕明賞、第1回星野立子賞を受賞。「サルビアや砂にしたたる午後の影」など、みずみずしい感性による有季定型の句で評価される。「南風」副代表、俳人協会会員。

(公開Wikipediaからアレンジしました)

コメントする

カテゴリー: Uncategorized